冷蔵庫の中に「使いかけのたれ」が何個もあって、
気づいたら「消費期限切れ」の孤独死を生み出してはいませんか?
私は、冷蔵庫の中をすっきりさせたいのと、ケチが相まって、
なるべく「〇〇のタレ」と言われるものを、買わないように心がけております。
じゃあ、どうすれば良いのか?
作ればよいのです。(簡単に言うけどね)
以前、長きにわたって食品表示(ラベルの原材料表示を作成)の仕事をしていたら、
いろんな「〇〇のタレ」の原料は、
アクセントとなる食材を除いては、どれも同じような役割の原料を使っており、
配合率だけが微妙に違うというのを多く見かけて、作れそうと思ったのがきっかけでもあります。
タレの味にこだわりが無い方、シンプルな味が好きな方、タレ買うの忘れた方など、
参考にしてみてはいかがでしょうか?
甘辛ダレ
照焼とか、唐揚(手羽先唐揚にも)、根菜を炒めるなり揚げるなりした後、和えてもいい。
このタレにおろし生姜を入れて、生姜焼きにしてもいい。
みりん1:しょうゆ1:砂糖1
≪作り方≫
みりんと砂糖を火にかける。グツグツしてきたら、しょうゆを入れて1分ほど煮詰める。
甘酢ダレ
酢豚、酢鶏など。
みりん1:しょうゆ1:砂糖1:酢1
≪作り方≫
さっきの「甘辛ダレ」に酢を入れて30秒~1分程度火にかけただけ。
※火にかけると酸味の角が取れてまろやかになる。気がする。
すき焼の割り下
みりん1:酒1:しょうゆ1:砂糖0.3(※砂糖の量は目安です。お好みで増減してください)
≪作り方≫
しょうゆ以外の調味料を合わせて火にかけ、グツグツさせる(アルコール飛ばす)。
しょうゆ入れて、すき焼を始める。
甘みそダレ
田楽みそ、みそおでん、みそポテトなどに。
みりん1:みそ1:砂糖1
≪作り方≫
みりんと砂糖を火にかけグツグツさせる。みそを溶かし入れる。
1分ほどかき混ぜながら水分を飛ばす。
酢みそダレ
わかめ、きゅうり、ボイルねぎ、イカ、タコなど酢みそあえに。
みりん1:みそ1:砂糖1:酢1
≪作り方≫
さっきの「甘みそダレ」に酢を入れて30秒~1分程度火にかけただけ。
※火にかけると酸味の角が取れてまろやかになる。気がする。
冷やしてから使う。
塩ダレ
みりん1:鶏がらスープの素1:レモン汁1:ごま油1
≪作り方≫
全部混ぜるだけ。
≪アレンジ≫
「みりん」の代わりに「酒」でもOK。
みりん→まろやかな味。酒→キリッとした仕上がりに。
ちなみに「きざみネギ(好きなだけ)」と「おろしにんにく(数g~お好みで)」を入れると、
「ねぎ塩ダレ」になります。(美味)
さらに、お好みで「こしょう」を入れてもOK。
「鶏がらスープの素」を減らして、「塩」を入れてもOK。
さいあく「レモン汁」の代わりに「酢」でも。
さいごに
私は、計量が苦手で、適当な量を感覚で入れることが多いのですが、
ある時、だいたい同じくらいの量を入れてるなと思ったんですね。
それで今回、めずらしくちゃんと量って味見してみたんです。(本当にめずらしいこと。仕事以来。)
そしたら、だいたいそんなもんでした。(いいかんじってこと)
今回は、対比で記載してありますが、ほぼ同量ですので、めんどくさくないかなとは思います。
(例えば、1:1:1ってことは、100cc:100cc:100ccのように好きな分量を同量で。)
ここで、よりおいしくなるポイントですが、
それは、ずばり!「味見をすること」です。
ゆうても、調味料がメーカーごとに違うし、人によって好みの味も違うので、
今回の同量で作ってみても、必ず味見して、
薄味が好みなら、しょうゆを減らす。
あっさり(油を控え目にしたい)なら、ごま油を半分にする。
甘みが足りないなら、砂糖を増やす。
などしてみると、より理想の味に近づくかと思います。
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