ゴボウ肉ごはんと目玉焼プレート

小技

ごぼうを野菜として食べるのは日本人くらいらしい。

(他の国でも無いことないが、最大の生産者&消費者は日本人)

しかも、ゴボウにまつわるエピソードで、

「戦時中、外国人捕虜にゴボウを与えたところ、木の根を食べさせられたと誤解され、戦後に虐待の罪で処罰された」というものがあるらしい。

木の根って・・・色んな意味で悲しすぎる。

それはそうと、私はそんなゴボウが割と好きだ。

ゴボウと肉はあう

「ゴボウ肉ごはん」は名もなき質素飯だったので、先ほど私が名付けたものだ。

正式に言うと「ゴボウ肉ごはん目玉焼プレート」としておこう。

作り方は簡単5分クッキング。

ゴボウとひき肉を炒めて、塩こしょうと醤油で味付け。以上。

ゴボウは、肉や油との相性が良い。

定番は、煮物や汁物かもしれないが、私は肉の脂と旨味をゴボウに吸い込ませて完成するシンプルな炒めも好きだ。

そぼろや、牛丼など、甘じょっぱい味付けは、しばしばごはんと相性が良いとされているが、私は甘みはごはんで味わう派(新しい派閥)なので、砂糖などの甘みが無い方がごはんが進む口である。

今回は豚ひき肉を使ったが、豚バラもおすすめ。

あとは「とりごぼう」という言葉もある通り、鶏肉も最高。

昔よく行った焼とり屋では、鶏皮串の間にスライスしたゴボウを挟んで(ねぎまのネギのように)焼いて提供していたが、皮の脂がゴボウに染みて旨味倍増。私の好みであった。

目玉焼プレートとは

おかずが少ない時は丼ものにするのが鉄則である。(私の中で)

ところが丼は見た目が寂しい。

質素なおかずはワントーンになりがちなので、目玉焼を乗せれば不思議とそれっぽく見える。

まるでどこかの国の郷土料理かしら?とならなくもない。

さらに、もう一品なんでもいいから、葉っぱやトマトなど横に添えると、ほらね。

それっぽく見えるでしょう。

ちなみに今回の添え物は、白菜を・・・刻んで・・・塩でもみこんで・・・水分をワイルドに絞って完成させた「ただの塩もみ白菜」です。

要は漬物みたいなやつ。

それでも、有るのと無いのとでは「それっぽさ」が違うでしょう。

肉を焼く時、炒める時のケチポイント

肉の脂の旨味がもったいないので、何かに使いましょう。(カロリー制限などない人限定)

主に、

①野菜に染み込ませる

②ごはんや麺に染み込ませる

③ソースに使う

が良いでしょう。

野菜は、ゴボウじゃなくても、ねぎでも、茄子でも、きのこでも、何でも良いけど、

水分少な目で、吸収率が高そうなものが良いでしょう。

茄子は特におすすめですね。旨いし、スポンジなので。

さいごに

そうは言っても、ゴボウって料理初心者や、料理が苦手な人やめんどくさがり屋は買わないかもしれませんね。

私は単純に好きなので買うだけですが。

今は洗いゴボウも売ってますし、土がついてても、たわしとか、アルミホイルを丸めたものでゴシゴシって洗って、30秒~1分くらい水にさらせばすぐ使えるので意外と簡単。

皮剥かなくていいし。

ゴボウの栄養素や効能もね、ポリフェノールとかね、結構いい感じなんで、気になる人はググってみて健康の為に食べてみるのもいいかもしれません。

ゴボウって、ただの木の根じゃないですからね・・・

コメント