計量できないめんどくさがり屋にとって難易度高めの料理「炊き込みご飯」。
しかし、私は「炊き込みご飯」が大好きなのである。(※混ぜご飯も好き)
なぜ難易度が高いか?
理由は2つ。
①炊きあがってみないと、どんな味になってるかわからん。
②めっこご飯(芯が残ってる)になってないかの心配。
しかし、そんなことは気にしない。
成功したらラッキーだし。
失敗したらリカバリーに燃える。
それだけのことさ!
それよりなにより、炊き込みご飯は美味くて、奥深い料理だから作るんです。
今回はそんな私が、ただ炊き込みご飯愛と、炊き込みご飯の醍醐味をアピールする回です。
限られた人生、楽しみましょう。
前代未聞の新しい発見は、鍋の中から!
二度と出会えないであろう炊き込みご飯レシピ
「メモればいいのに」
そう思ったあなたは、半分正解、半分不正解です。
おっしゃる通り、レシピを毎回メモれる特技をお持ちの方は、可能ですね。
二度と出会えない理由は2つです。
①メモめんどい。
②基本、家にある物でしか作らない変人なので、その具材が次回家にあるとは限らない。
でも、私はこの性格を決してネガティブだとは思っていません。(おめでたい人)
だって、一期一会ってことでしょ?
それって最高じゃん!
過去は振り返らない。
過去を超えていきたい。
それが私です。(キマッタ)
同じものを作れない、作りたくない理由
先ほど、家にあるもので作るからといいましたが、理由はまだあるんです。
炊き込みご飯を作ろうと思った時、はたして前回のレシピで満足できるのでしょうか?
「前回おいしくできた」それは何よりですが、
じゃあ次はこれを使ってみたらいったいどうなるの?
と前回と違う疑問が頭をめぐってきて「新しい炊き込みご飯」追求のアイデアが脳裏でうるさいのです。
しかもですけど、前回のうまくいった炊き込みご飯、本当に今食べたいですか?
今日の私は、あっさりしたものが食べたいかもしれない。辛いのがいい。甘いものがいい。
寒いから生姜入れて体温めよう!今ハマっているこの調味料入れて食べてみたい!
残念ながら過去の私と、今の私は違うんです。
さあ、自分に正直になりましょう。
びっくり鍋
家は炊飯器が無く、土鍋派なので「鍋」としてますが、蓋を開けたらびっくりってことですYO。
びっくりポイントはざっくり5つ
①ビジュアル良くてびっくり
②いいにおいでびっくり
③えっ炊けてなくない?でびっくり(もしくは、ちゃんと炊けてた!って場合も。ってかこっちか)
④うまっ!でびっくり
⑤微妙~でびっくり
私の場合、脳内で美味しそうだなと思う組み合わせしかチャレンジしないので、
まずくてびっくりは今までありません。
それはそれでリカバリーに燃えるかもしれませんが・・・
私の炊き込みご飯の作り方
【手順】
①冷蔵庫や乾物など、家に何があるか確認。
②その中でご飯と一緒に炊き込みたい具材をチョイス。
③今日食べたい味付けと、炊き込む具材や、一緒に食べるおかずとの兼ね合いから、合う味つけを決める。
(塩なのか、醤油なのか、辛いのか、甘めなのか、味は濃いめなのか、薄めなのか)
【ポイント】
①具材は多すぎない・・・片手に持てる程度にしてます。量を入れたい時は別で煮て蒸らしの時か、完成してから混ぜ込むのが良いです。
②小さめ(または細く)切る・・・火の通りが良く、ご飯となじむので。ゴロゴロさせたい場合は、別に煮て汁を切ってから後混ぜでやるのがいいです。
③炊く前に味見をする・・・仕上がりの味とは違いますが、濃い薄いくらいは多少わかるかと。調味料入れた後かき回して、スプーンで少しだけすくって味見する。(生肉入れる場合は入れる前)
④水の量は、やや多め・・・基本は米を炊く分量に合わせるが、具材の分、普段より米が躍りづらいので大さじ1~2くらい(具材による)多めにする。
炊き込みご飯のアイデア
味付けは釜の中で系・・・鶏肉や油揚げ、人参、ごぼうなどを醤油とみりん、もしくは麺つゆや白だしなどで炊く。定番。
別煮の具を使う系・・・具材を別で煮る→煮汁を使って味付けしご飯を炊く(もしくは、半量の具材だけ入れて炊き込む)→ごはんを蒸らす時に、別煮の具材を汁を良く切って入れる→後混ぜで食べる。
【例:ひじきご飯、鮭はらこ飯、その他具材ゴロゴロ系のおかずなど】
※失敗が少ないので、おすすめ。
だしや旨味がでそうな具材・・・肉系、魚介系、乾燥椎茸など
加工品をベースにする・・・〇〇ご飯の素や、シーチキン、塩昆布、惣菜など
油を使う・・・コクが出ます。一味違った味わいになります。中華風になったり、ピラフやパエリア感を出したり。直接少し入れてもいいけど、具材を油で炒めてから使うという手もあります。
香味料、香辛料でアクセント・・・生姜はよく使います。千切りやみじん切りがおすすめ。鷹の爪をいれてみたり、にんにくを入れてみるのもいいです。具材にあわせて、気分に合わせて冒険する。
具材で遊ぶ・・・野菜は無限大。キノコ、根菜類。葉っぱ系は別調理で後混ぜ。肉や魚。
リカバリー術
①水足りない→少し硬い程度なら、蒸らし時間を長くする。結構硬い場合は、別の容器に移し、少し水を入れラップをかけて、レンジでチン。(量と、時間は調整しながら)
※シリコンスチーマーがあれば高確率で成功します。
②水分多い→ラップをせずに、レンジでチンする。もしくは、昆布(乾燥)があれば、適当な大きさに切って入れ、蒸らし時間長くする。
③味が薄い→塩を混ぜる。乾燥系の調味料を混ぜてみる。(少量ずつ味見必須)
④味が濃い→程度によりますが・・・
・おにぎりにして冷めてから食べてみる。
・トッピングに味をつけない錦糸卵やスクランブルエッグ、きゅうりの千切り、水菜や大葉、ボイルした小松菜やほうれん草を細かく切ったものなどを乗せて、五目ちらし寿司のようなスタイルでいただく。
・白飯を混ぜる。
さいごに
いかがでしたか?
さぞかし、炊き込みご飯を作ってみたくなったでしょう。
私も、年末年始に向けて豪華な炊き込みご飯を作ってみたくなりました。
だれか、カニくれないかな・・・
ぜひ「炊き込みご飯」でびっくりしてみてください。
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