山梨県を中心とした地域で作られる郷土料理「ほうとう」は、
小麦粉を練りざっくりと切った太くて短い麺を、かぼちゃなど野菜と共に味噌仕立ての汁で煮込む料理との事。
(その他にも、地域で多少具や味付けが違ったり、元来のやり方というものもあるようです。)
私は北の方の出身の為、「ほうとう」に馴染みはないが(関東に来るまで知らなかった)、
数年前に、山梨にある、ほうとうの店に連れて行ってもらったことがある。
うどんよりも団子に近いという情報から、怖気づいて天丼を頼むヤングな私。
(小麦粉で作る団子が苦手。)
実際一口もらったが、たしかにしっかりとした団子感であった。
それっきり、ほうとうとはご縁が無かったかのように過ごしていたのですが、
先日、お土産にほうとうを頂いたのである。
ほうとうの生麺(ぱっと見うどん)と、つゆ用のみそが別添で、自分で調理する系のやつでした。
なるほど、なるほど、わかりましたよ、やってやんよ。
ということで、久しぶりのご対面(麺)ほうとうを初めて作ってみました。
結論おいしかったです。
自分好みにアレンジ
ほうとうに苦手意識のある素人は、できるだけ苦手要素を無くしていきます。
≪ポイント≫
あんまり、芋とかかぼちゃを入れすぎない。(のどに詰まるので)
麺のゆで時間を長くし、団子感を無くす。(のどに詰まるので)
出汁強め。(だし入りみそではあるけど、乾燥椎茸と昆布、かつおでも出汁を取る。ちなみに後でよくよく調べてみたら、出汁は煮干しとあった。どこまでも邪道な私)
豚肉も入れちゃう。(元来は野菜中心らしいけど。自分好みにする為)
勉強になった
少し驚いたのが、こんだけ太い麺を別茹でではなく、野菜などの具材と一緒に煮るってこと。
なんか、汁がドロドロになるんでないかと思いながらも、とりあえず言うことをきいてみました。
あと、うどん投入する時、白菜やらの具材が邪魔になってうどんが煮えなそうだったので、
少し具材を取り出して、鍋にスペースを作ってから煮込みました。
はたして、この味噌だれは、水どのくらいに対して入れるのが正解なのか・・・
こちらの麺の袋には、お好みにより味噌を入れと書いてあるし・・・
なぬ!
味噌の方の裏に、一袋に対し、水300cc目安って書いてあったわ・・・
一切量っていない私は、そのまま味噌を入れて味見をして、おいしかったので、それでよしとしました。
感想
たしかに、汁は少しドロドロ目でしたが、そんなに気になるほどではありませんでした。
麺も柔らかめに茹でたので、自分好みになりました。
とにかく、汁が美味。そして麺に出汁が染み込んで良き。
総じて、アリでした。
お土産をくれた方、ありがとう。
美味しかったです。
決めつけはしないよう心得ました。
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