シュペッツレを食す

食を楽しむアイデア

クラフトビールとシュペッツレ

 最近クラフトビールにはまっている。とは言っても、普段から積極的にビアバーなどに繰り出したり、お取り寄せをしたりはしないのだが、外で飲む機会がある時には「クラフトビール」を選びがちな今日この頃である。そんなわけで、先日奈良へ行ったときに、クラフトビールを醸造しているというお店に行ってきた。鹿と戯れ歩きに歩いて額に汗がにじんだ頃、ビールの飲み時である。まずは「ならまちエール」というものを飲んでみる。ううむ・・・うまい!飲みやすい、香りが言い、好きな味。私は素人なので、この程度の感想を心の中で呟きつつ、メニューに目を向ける。「シュ・・・ペッ。シュペッツレ?」なにそれ。知らん。聞いた事もない。これにしよ。迷わず「シュペッツレのバターソテー」を注文した。

シュペッツレは、ドイツ南西部の名物料理。柔らかい卵麺の一種らしい。

「食べたことがない」それは食の経験値を上げるチャンスなのだ。しばらくすると、いい香りと共に「シュペッツレのバターソテー」が運ばれてきた。エリンギ、しめじとウインナーとシュッペッツレと思われるものがソテーされている。そして、シュペッツレを一本口の中へ。あああ、何だろう食べたことあるようなないような・・・

パンのような麺のような(麺だっつってるけど?)。そして、バターでカリッといい感じで仕上がっていて、香ばしくてうまい。カリッモチッなのだ。味つけもバターと香草と胡椒が効いてビールとよく合う。これは正解だ。そうして、すかさずビールを注文するのであった。

『奈良麦酒ならまち醸造所』にて至福のひと時を過ごす。

全部飲みたかったけど、今回は、3種類にとどめておきました。「こはるブロンシュ」という5種類のハーブがブレンドされたビールが結構癖が強めなのだが、私もくせ者なので、おいしいし斬新で面白いなと思いました。ジンギスカンと合わせて飲みたい・・・

シュペッツレ。今度自作してみようかな。ごちそうさま。

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