「料理上手になりたい」と目標を持っても、多少の時間はかかってしまいます。
「ローマは一日にして成らず」という言葉もある通り、
やはり長年の努力なしに成し遂げることは難しいですよね。
たとえば「勉強できるようになりたい」と目標を持って、一ヵ月勉強したところで、
おそらく劇的な学力を身に付けることは難しいでしょう。
しかし「勉強」が、「国語」「算数」「英語」「社会」「理科」と5科目だったとして、
「国語の漢字を1ヵ月で100個覚える」事は、一か月もしくはそれ以下で可能かもしれません。
同様に「料理」が、「煮物」「焼物」「揚物」・・・や、
「和食」「洋食」「中華」「イタリアン」・・・の定番をまんべんなくマスターできるのは何年かかるかわからないですが、
一か月で「パスタ5種類できるようになる」とか「煮物5種類マスターする」とかは、
なんだかできそうな気がしませんか?
しかも、一か月でそれだけできて、次の月も同じように5~10個の料理をマスターして、
そのまま、一年続けたら100種類前後の料理をマスターするわけです。
そして、二年後、三年後・・・気づいたら・・・もういいですね。
そういうことです。
(なんだか、何かを売り付けるセールストークみたいになってしまいましたが・・・)
では、何から手を付けたら良いか?
それは「自分の得意なこと」から始めるのをおすすめします。
例えばの5選を紹介します。
包丁使うの「好き」「楽しい」人
切るのが苦じゃない人は、得です。
素早く切れれば効率もいいし、薄く細く切ることができれば、食感も良く、プロの仕上がりに近づけます。
細い、薄い野菜は、サラダとの相性が良いです。
まずは、色んな切り方や、野菜や果物を剥くのを極める、というのもいいと思います。
料理は、本を見れば多少できますが、技術はなかなかすぐには上達しませんので、
ぜひ意識をして包丁の技術を磨いてみてください。
≪プチアドバイス≫
包丁が切れないことほどストレスなものはありません。(私は)
切れないなと思ったら、包丁研ぎ器や砥石を使って、鋭い刃を保つことをおすすめします。
「実験」「分析」好きの人
もしかしたら、数字に強かったり、理科が好きだったりしませんか?
そうすると、調味料を量ったり、レシピを読み解いたり、味付けの計算が得意な可能性を秘めているかもしれません。
量るのが苦じゃない人は、色んなレシピを見て挑戦すれば、レパートリーもどんどん増えていきそうです。
さらに、分析好きなら、料理のアレンジも得意かもしれません。
量るのが苦手な私から言わせてもらうと、こんな雑でいい加減なブログを見ている場合ではありません。(笑)
料理の基本から学んで、色んなレシピを実践していくべきです。
おそらく、私なんかより短期間で、色んな料理ができるようになるでしょう。
≪プチアドバイス≫
考えるより、やってみよう。あなたにはその才能がある。
「手が器用」な人、「ものづくりが好き」な人
餃子や焼売に挑戦してみてはいかがでしょうか。
慣れていくにつれて、クオリティがあがってくるのも嬉しいです。
春巻も楽しいですが、油が心配な場合は、生春巻がおすすめ。
油がそんなに面倒でなければ、パン粉をつけたりして、フライ物もおすすめです。
手を使って成形する系の作業を中心に、料理を考えてみるのもいいかもしれません。
「凝り性」な人
凝り性というか、研究熱心な人は、「漬物」も面白いかもしれません。
漬物と言っても、ぬか漬けを始め、ピクルスなど洋風なものや、梅干し、梅酒、肉や魚の漬けもあります。
自分で漬けるのが面倒でも、醤油や味噌にこだわって色々使ってみるのもありです。
気づいたら、味噌汁や煮物の達人になっているかもしれません。
好物の「メニュー」や「食材」がある人
例えば、好きなメニューが「カレー」なら、カレーの作り方やルー、香辛料などこだわって自分のベストを研究してみる。
好きな食材が「豆腐」なら豆腐を使ったメニューを色々作ってレパートリーを増やす。
人によって好きな食材があると思います。
「卵」「豚肉」「いも」「人参」「うどん」・・・なんでもいいんです。
まず、自分の好きなものの周辺からレパートリーを増やしていく方が、楽しいし美味しい。
【番外編】「力が余っている」人、ストレス発散用
私は、筋トレと称して大根おろしをやるんですが、握力を鍛えるのには、もみ込み系がおすすめです。
ハンバーグや餃子のタネ(肉とか野菜)をこねる。
即席漬けのキャベツを塩もみする。
道具を使ってやっつけるには、じゃがいもをつぶす、ゆで卵をつぶす。
餅つき。
やらず嫌い
私は、計量が苦手なので「お菓子作り」や「パン作り」に向いていないだろうし、興味がないのでやったことがありませんでした。
しかし、先日、パン教室の体験に誘われて試しに行ってみました。
人生初です。
結果、やはり「面倒くさいな」という感想でした。
しかし、朗報もあって、パンをこねるのめっちゃ楽しいし、そこそこ上手だったんです。
たぶん「こねる」「成形」は得意だと気づいたんです。
たしかに、粘土とかで作るの好きだったなと子供の頃の記憶がよみがえりました。
そんなわけで、何が言いたいかというと、
「苦手」なものの中に「得意」とか「楽しい」が潜んでいる場合があるので、
決めつけは良くないなと。
なんでもやってみて「なんか好き」を見つけれたら、そこから発展して道が開くこともあるかもしれません。
是非、チャレンジしてみてください。
チャレンジの先には、成功は自信に、失敗はネタに、どちらにしても経験値というメリットが待ってます。
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