「昭和の日」にちなんで

食を楽しむアイデア

昭和の居酒屋ごっこ

 私は時々、〇〇飲み、〇〇フェア、〇〇の会、〇〇ごっこのようにテーマを掲げて「家ごはん」や「家飲み」をしている。動機は気まぐれ開催が多いが、ご褒美やパーティーの時には特におすすめである。ルールはいたってシンプルで、イタリアンフェアならパスタや生ハムなどイタリアン風の料理に、好きなワインを買って飲むというもの。テーマを設けることで、統一感が出てお店っぽくなるし、なにより気分が上がる。以前「昭和の居酒屋飲み会」を開催したことを思い出した。キーワードを「昭和っぽい居酒屋メニュー」として、スーパーで食材をかき集めた。こういう時は、普段買わないものを入れると面白い。結果、自分で調理したものといえば、ホッケを焼いたのと、煮物を作ったぐらいになってしまったが、おそらく居酒屋で食べるよりかは安いはず。

ホッケの塩焼き、キハダマグロのぶつ切り、枝豆、コロッケ、焼とり、いかの一夜干し、豆腐、煮物、魚肉ソーセージなど。

  20年以上ぶりに食べた魚肉ソーセージは、なんだか懐かしかった。今でも昭和から営業している老舗の居酒屋はあるが、昭和時代の居酒屋の雰囲気はどんなだったのだろうと考えてみたり。(たばこの煙がもくもくだったのかしらとか)私は昭和生まれだが、成人したのは平成だったから、その当時の居酒屋メニューといえば、フライドポテトに、とり軟骨唐揚、ロシアンたこ焼に、ラーメンサラダに、氷下魚の一夜干しに、〆はハニートーストだったでしょうか。ちょっとイメージと違いますか?それでいいんです。自分の地元の、あるいは、お気に入りの店の、その当時好んで食べていた「おつまみ」が、人それぞれきっとあるんです。そうやって、ノスタルジーに浸りながらお酒を飲むのが醍醐味なんです。

私は、一人であろうと、二人であろうと「パーティー」という。気分を盛り上げるための魔法の言葉だと信じている。とはいえ、一人でしっぽり飲むのもいい。そんな時は、あまり手間がかからない、お気に入りの肴でチビチビと一杯やるのである。

≪和風マグロユッケ≫ 1.マグロを好みの大きさに切る。ねぎ刻む。2.卵黄落とす。3.醤油かめんつゆをかける。※お好みでごま、みょうが、大葉など。

牡蠣のなめろう≫ 1.牡蠣をボイルする。2.ボイル牡蠣を刻み、味噌、おろし生姜、きざみネギとあえる。(まな板の上でたたいて混ぜてもいい)※写真はカキ2粒分。なんなら1粒でもOK。もはや牡蠣味噌。とにかく日本酒に合う。 

普段。(嘘です。忙しい時はこうして猫に手伝ってもらってます。嘘です。)

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