「おいしくて」「飽きないもの」を食べればいいじゃんと思いましたか?
私もそう思います。
でも「おいしいもの」は、意外と飽きちゃうんです。(個人的なものかしら?)
気づいちゃったんです。
「おいしいもの」は、旨味要素が強いものが多めです。
味付けがしっかりしている、色んな調味料を使っている、こってり系、油(脂)のコクが強い、スパイシーで味にパンチがある、クリーミーでまろやかなど。
例えば、揚物、カレー、オムライス、脂乗ってる系焼肉、ハンバーグ、シチュー、グラタン、ドリア、こってりソースのパスタなど。
しかし、不思議と「飽きないもの」は、「おいしいもの」の真逆の場合が多いです。
シンプル、濃くない、油(脂)っぽくないなど。
サラダなど、そのまま食べれる野菜、果物、味付けが塩だけ、しょうゆだけの料理、ごはん、シンプルなパン、シンプルな麺など。
献立を考えるときや、料理のレパートリーを増やしたいと考えるとき、
定番の「おいしいもの」を考えがちです。
しかし、どちらかというと、毎日食べても「飽きないもの」を知って、
ヘビーローテーションしていく方が楽だなと思いました。
そして、「おいしいもの」は胃に負担がかかることもあり、
「飽きないもの」はわりと体に良いものが多いと気付いたのです。
もちろん、一番良いのは「飽きなくて」「おいしいもの」です。
かつて私は、自他ともに「美食家」と言われるほど、食事の美味しいホテル、旅館、料亭、専門料理店、オーガニック料理から、居酒屋、和洋中レストラン、多国籍料理、B級グルメ、食フェスなど色んなものを味わってきました。
自分自身も、仕事やプライベートで色んな料理を作ってきました。
そして、たどり着いたのです。
一番、好きな料理は、
「自分の好きな食材を、シンプルに味付けしたもの」
しかも、飽きずにおいしい。
私の中で「健康志向」が高まったこともあり、今はこれが日常食です。
「おいしいもの」はたまに食べるからいい。
私だって、たまに「ハンバーガー」食べますよ。
しかし、その時も、できるだけ味の濃くない、シンプルなものを選びますよ。
素材の味が生きてるか?
私にとって、それが重要なのです。
だから、鮮度や、産地や銘柄など気にして、少し良い食材を使うんです。
味付け面倒なんで、「塩」でいい。むしろ「塩」がいい!
※できれば塩も、〇〇の塩とか、素材にこだわったものがおすすめ。
もの足りなかったら「こしょう」や「オリーブオイル」でもちょっとかけて。
料理は引き算。料理はシンプル。
そんな考え方もありますので、料理の糸口になれば幸いです。
※ちなみに、私の毎日食べたいもの(実際に結構な頻度で食べてます)は、
「しおむすび」&「豚汁」のセットです。
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