めんどくさい料理、何のためにやるの?
料理を始めたいと思っている人。
料理を毎日やるのがめんどくさい人。
なぜ、料理をするのでしょうか?
極端に言えば「生きるため」かもしれません。
しかし、大半の人は「生きるため」を意識して料理はしていないはずです。
「なぜ、料理をするか」を明確にすることで、継続する価値が生まれます。
私は、価値がないことを好んでやりたがりません。
めんどくさいに追い打ちをかけてしまうからです・・・
「料理をする価値があるからやる」という目的があれば、
やらされてる感覚で料理をすることは、無くなるかもしれません。
せっかく料理する環境があるのなら、目的を見つけ、料理する価値を高めてみませんか。
料理を作る「理由」を深堀して「目的」を見つける
例えば、料理を作る理由は、
- おなかがすいたから
- 家族に食べさせなきゃならないから
- ルーティンだから
- 栄養を取りたいから
- お金を節約したいから
- カロリーを控えたいから
- 健康に気を使いたいから
- 料理上手になりたいから
など、いろいろあると思います。
「理由」だけで、できちゃう人は良いのですが、
私は、めんどくさくて、なかなか継続して自炊ができませんでした。
しいて料理をする理由と言えば「気が向いたから」でしょうか。
やり始めれば、本来料理は得意な方なので苦ではないのですが・・・
なんでしょうね、その前の段階で、買い物めんどくさいから始まって、
いろいろがめんどうになってくるんですね。
特に一人でいるとそうだし、節約する気もなければ、買って食べちゃったり。
しかし、料理することに価値を見出してからは、今となっては自炊率90%を超えています。
ちなみに、私の料理することへの価値は、
「ダイエット」→「節約」→「自分で作る方がおいしい」→「健康意識」と変化して今に至ります。
具体的な「目的」を決めてみる
例えば、久しぶりに会った人に「太ったね」と言われた。
自分でもわかっていたが、悔しい。着る服も巨大化している。
気づけば1年で10kg太っていることに驚愕。
外食多い、食べ放題行く、1食のご飯の平均3杯、不規則&規制なしな食生活。
実話なんですがね。
そして、ダイエットを決意し、「一年で10kg痩せる」と目標を立てる。
そのために、不必要な外食は控えて、必要な食事を考える。
と言った具合です。
その時、なんで自炊してるの?と聞かれれば、
「食生活の見直しと、ダイエット」となります。
そうなれば、作る価値があるので、意外とできるものですね。
ちなみに、その後、1年でほぼ10kg痩せました。
モチベーションを上げる「目的」の例
・節約→節約したい金額から食費を決める。
月〇万円以内でやってやんぞと意気込んで料理メニューを考える。
達成感を味わう。もっと安くておいしいメニューは無いかを考えるきっかけになる。
・健康→外食や中食、レトルト、カップラーメンなどしか食べていないので栄養が偏ってる気がする。体調不良、肌荒れも気になるなど。
野菜が摂れるメニューを考える。
発酵食品、海藻、果物など足りてなさそうな栄養の補給を心掛ける。油物を控えてみる。
肌や髪のツヤ、寝起きの良さ、体の軽さなどから達成感を味わう。
(私は、献血で血の成分から改善を感じました。コレステロール、中性脂肪など諸々)
・継続→単純に自炊をした回数をカウントする。
自分の中で100回に達成したら、「料理できます」と言うことにする。
など自分なりのルールを作り、評価する。
・経験値を上げる→毎日おんなじことをやっているから、飽きるし、めんどくさいんです(たぶん)。買ったことのない食材にチャレンジしてみる。
月に何回、得体の知れないものを使った料理をしたか、カウントする。
カウントした数だけ経験値になる。
私は料理を初めて20年以上経ちますが、いまだに「初めて」をやってみます。
買ったことないものを買ってみたり(生のきくらげ、生の山椒の実、銀杏など)。
筍を丸ごと買ってきて下処理からやってみたり。
・話のネタを作る→料理が苦手な人が、料理を作らなきゃと思うからしんどいんです。
「おもしろ話のネタを作る」気で、料理に取り組みましょう。そうすると、失敗は成功ですね。
最後に
「継続は力」というのはベタなので言うのは悔しいですが、本当だなと思います。
やった分、身に付きます。
どんなに包丁使いが下手でも、100回やれば、初めての日よりはるかに上手になってます。
どんなに料理がめんどくさくても、100回作っているものは、あんまり苦ではないはずです。
自分なりの価値を見つけて、料理を始めることをおすすめします。
料理出来て得することはあっても、損はないのですから。
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