大人の食育「原木しいたけ狩り」

食を楽しむアイデア

いくつになっても「初めて」の体験はワクワクするものです。

私は何十年も生きてきて、初めて椎茸を自分の手で摘みました。

食べ物に感謝、生産者に感謝。

普段食べている食物の一連の過程を知ることは、学びになります。

そして脳裏にあの唄がよぎります・・・

(それを猟師が鉄砲で撃ってさ、煮てさ、焼いてさ、食ってさ・・・∞)

最近は、季節になると「旬のもの」を味わいに、果物狩りに行くことが定番になってきた。いちご、ブルーベリー、さくらんぼなど・・・フレッシュを味わえるというのはもちろんだが、自分で摘むというのが非日常でいい。そんなわけで、先日誘われて行ってきたのは「原木椎茸狩り」。そんなのあるんかい!と思いつつワクワク。しかも、山の中かと思いきやハウス栽培で意外と近場にあるではないか。まさに灯台下暗し。ハウスの中に入ると、並べられた原木にきのこが、かわいらしく、そしてうまそうに生っておるのでした。

たくさんの原木に椎茸が生えている。椎茸の裏側を見て、カサとひだが完全に離れているのが収穫の合図。原木椎茸は、食べごろまでの成長に250~300日かかるとのこと。

100g300円で採った分購入できるシステム。おじさんの説明が終わると、いざ物色。私らの目標は500g程度。カサが開いているのを探しつつ、きのこを愛でる。手ごろなキノコ発見!もいでみる。この感覚、なんか癖になる・・・全部もぎたい!・・・そんな衝動にかられるのであります。そしてまんまと、カゴに一杯摘んでしまった。2人で合計1キロ。アワアワ・・・もいでしまったものは仕方ない。美味しくいただきましょう。椎茸狩り、これはまたやるな。と思いながらハウスを後にするのであった。家に帰ると早速調理にとりかかる・・・椎茸、重!これがきっと肉厚ジューシーの素。まずは、シンプルに「焼き」でいただこう。

①椎茸の軸を落とす②ちょっと塩振る③トースターで焼く椎茸に水滴が出てきたら食べごろ。焼き過ぎるとジューシーさがなくなるので注意。②の時に「バター」や「チーズ」を載せて焼きあがってから醤油を垂らして食べても美味でしたよ。そして、ご飯のおかず用に「椎茸の肉詰め照焼」も作ってみた。肉厚な分、旨味たっぷり食べ応え抜群な一品に。適当なレシピはこちら・・・

①鶏ひき肉、みじん切り玉ねぎと椎茸の軸、おろし生姜を入れ、塩こしょうして揉む。②椎茸のひだに片栗粉振る。肉詰める。③フライパンに少量の油。中火程度で焼く。肉側から焼いて、焦げ目がついたらひっくり返す。スプーン1~2の水か酒を入れ、蓋して蒸し焼きに。(2分程度)④照り焼きのたれ(又は、みりんと砂糖と醤油などを適当に合わせて煮立たせたもの)を絡め照り焼く。

  

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