同じ具材、同じ味付けでも、具材の切り方が違えば、料理の味わいも変わってきます。
「料理のマンネリ化防止」「時短の為の手抜き」「食感の変化」をしたい人にもおすすめです。
包丁使いの練習にも、いろんな切り方を試してみましょう。
目的に合った自分好みの切り方でいい
レシピに「〇㎝のいちょう切り」「一口大の乱切り」など切り方が書かれていたりします。
調理時間や、仕上がりの見た目など、バランスを考慮した「おすすめの切り方」だと思います。
レシピ通りの仕上がりを目指すには、その通りやれば間違いないでしょう。
しかし、料理をする側にも、いろいろと都合があったりします。
目的達成のためのひと工夫、自分アレンジを身に付けて、料理の幅を広げたいですね。
正解はひとつではないのですから。
切り方アレンジの方法
- 時短優先で作りたい→ 薄く切る。細く切る、小さく切る
- 野菜は苦手なので食感を抑えたい→ みじんぎり
- 美味しい旬の食材があるので素材を味わいたい→ 大きめに切る(火を通す食材はその分加熱時間を長くすればいい)
- 料理の仕上がりに統一感を持たせたい→ 同じ形、同じ大きさで切る
- 満腹感を出したい→ 具材を大きめにきる(噛む回数が増えて満腹感がでる)
- 食べやすくしたい→ 細く切るなど
- 「その切り方むずいんですけど」→ 自分ができる切り方でいい。またはピーラーを使ってみる。
おすすめの技
さきほど「ピーラーを使う」と書きましたが、これはぜひ試して欲しい技です。
なぜかというと、簡単に早く薄切りができるからです。
しかも見た目も面白い。
たとえば、
へたを落としたきゅうりを、まな板において、端から端までピーラーで撫でます。(剥く?)
それを繰り返します。
そうするとペラッペラの薄切り長きゅうりができます。
これがですね、食感もいいし、サラダなんかにもおすすめ。
かさ増しや、上げ底、添え物、トッピングなど結構便利です。
あとは、人参とかもよくやります。
他にも、
「細い千切り」は包丁だと、難しいし時間がかかりますが、
ピーラーで薄くしてから、包丁で細切りをすれば、それなりの仕上がりになります。
スライサーは?
だったら、スライサーの方が効率が良いのではと思いますよね。
たしかに、注意力のある人は、便利で仕上がりもいいし、アリだと思います。
しかし私は、あまり多く調理器具を持ちたくないのと、何よりも「スライサー恐怖症」なので持っていません。
たぶん、相性が悪いんですね。(せっかちだからかな)
過去に使用したことがありますが、使う度、爪や皮膚がもってかれるもんだから、怖くなってしまいました。
向き不向きがありますが、なんにせよ、使うときは「もってかれないよう」ご注意を!
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